2010年8月4日水曜日

寒い!

モンゴルは今結構寒いです。
今日もぱらぱら雨が降っていて、風も強いので余計に寒く感じるんだと思います。

昨日は、ゲルレとオカという女の人に、モンゴル語を教えてもらっていました。
ゲルレは29歳同い年で、5歳の子供がいます。ポリオです。
オカは26歳で1歳の子供がいます。多分せき損。
2人とも合間に私にモンゴル語を教えてくれたりしていましたが、今度のセミナーの件で政府への交渉文を書いたり、マスコミのリストを作って連絡を取ったり、こまごまと働いているみたいです。

後、一人、健常者のボランティア、ドーギーが毎日のように事務所に来ています。
ソーシャルワーカーを大学で専攻し20歳で今年卒業、そのままバヤールの事務所で働くことになりそうです。
よく動く、かわいい女の子です。
昨年から関わっていて、とても楽しいと言っていました。

それから頸損の人のお葬式に行くとのことで早めに切り上げ、私もついていきました。
都会の中心から離れ、川を渡ったところで、でこぼこの大通りからはずれ、さらに山道のような土の道をがたがたと進み、木の板で囲まれたゲルが彼の家でした。
ゲルは水道がないから水を汲みに行かないといけないし、道もがたがたで、言ったら草原の真ん中に板で囲ってゲル建ててるみたいなもんなんで、町に行くにも大変だし、こんなところで障害者が暮らすのは、かなり厳しいです。モンゴルは都会ができてきているけれど、その分物価があがり、障害者はお金がないので都会のマンションには住めず、ゲルで暮らしている人が多いそうです。
モンゴルではバリアフリーの法律ができたり、障害者の法律がいろいろあるんだけど、建物は階段だらけだし、バスは障害者は無料で乗れるけど階段だらけで乗れなかったりと、それがモンゴルには全然合っていないのが現状です。
バヤールたちはバリアフリーチェックを頻繁に行ったり、政府に交渉しにいったり、結構活発に活動しているみたいです。

話戻って、その後、チョカの実家に寄りました。チョカも1ヶ月前までは家族とゲル(と、ゲルの横に小屋を建ててそこに住んでいた)に住んでいました。
ゲルの中も見せてもらい、めちゃくちゃモンゴルって感じでした。

今日は、9月のセミナーで使う会場のホテルへ交渉に行くのと、日本文化センターに行って、通訳の件とか話ししに行くそうです。
ついていきます。