2010年8月16日月曜日

アベラさんCOME BACK

金曜日、とうとうアベラさんが戻ってきました。
元気そうでよかったです。

アベラさんに今までの流れを説明し、3日目のデモのルートや、方法をみんなで話し合いました。
簡単に言うと、結構人数が多いし、たくさんの人に知ってもらいたいので、サーカス場と相撲会館の2箇所に集合し、ビラを配りながら歩き、スフバートル広場に集合してアピール、という感じでいこうとなりました。
ただモンゴルはめちゃめちゃ車社会なので、主要道路を2箇所も使えるか、警察に交渉しないといけません。ガンバの腕の見せ所です。

土曜は、日本人墓地跡に行ってきました。
第2次世界大戦の後、満州にいた日本人兵がシベリアに抑留された際に、1万人くらいがモンゴルにも連れて行かれ、強制労働させられ、1000人くらいモンゴルで亡くなったそうです。
私が行ったダンバダルジャーは、そのうち800人くらいが葬られていた地でした。
今は、遺骨を全部掘り返し、供養して日本に持って帰ったので墓地跡なんですが、
何もない、少し小高いところに慰霊碑が建っていて、その日は風も強く、寒かったので、こんな寒いところで、戦争も終わっているのに日本に帰れず、亡くなってしまったんだなぁ、と思うと、こみ上げるものがありました。
私のおじいちゃんもシベリアに抑留されて強制労働させられていたから、人事じゃないなと。
ちょうど、終戦間近の日にここにこれて手を合わせられたことは、よかったなぁと思いました。

その後、5日の観光の下見にツーリストキャンプに行ってきました。
モンゴルのいいところは、何もないところ。ということで、ほんとに何もないところです。草原があり、山があり、遠くで羊の群れがあり、ゲルがある。それだけです。と言ってもウランバートル内なので、めちゃめちゃきれいに星空が見えるかは少し心配ですが・・・遠いと大変やし、ゲルの中にトイレとシャワーもあり、まぁいけそうだな、ということで、ここに決めました。
1泊、4人部屋で40,000トゥグリク(2,600円)激安ですねー。
寒いので、キャンプファイアーもしてくれるそうです。
火にあたりながら、ボートク(モンゴルの伝統的な料理)を作ってもらって、暖かいちょっと大きいゲルの中でご飯食べて、星見て、盛り上がれたらいいなぁと思っています。

14日はオカの家にホームステイ。オカは同窓会に行ってしまったので、なぜかオカの旦那さんと散歩することに。スフバートル広場や、朝青龍の作った公園や、ガンダン寺に行きました。
翌日はオカと、ホーショル(揚げ餃子)を一緒に作りました。揚げたてはおいしかったー。

15日はツーモの家にホームステイ。これからは彼女の家で当分ホームステイです。

そういえば、前に宇佐見さんがJICA大阪に泊まってる間、スペイン語ばっかり喋ってるからスペイン語の夢見た、って言ってたけど、私も今日夢の中で英語喋ってました。慣れない英語をずっと考えてると、寝てても頭が英語を考えてるんだなぁと実感。まぁでも私が話しているのは英語とモンゴル語が混ざった、ぐちゃぐちゃな言葉ですけど・・・