2010年9月3日金曜日

シャフィック到着!・・・できず!

今日はいよいよモンゴルにアジアメンバー初到着!ということで、パキスタンから来るシャフィックを迎えに、バヤール、ズラス、ボランティアの男の子と私で空港に向かいました。
パキスタンはビザをモンゴルの空港で取るので、念には念を、と早めに行き、イミグレーションまで私たちがいけるように手続きをし、用意周到で待ち構えていました。
北京からの飛行機が5分遅れで到着し、いよいよやなー、と思っていると、ボランティアの男の子が、首を振り、両手をあげて戻ってきました。
「乗ってない」と。
まさかーと思って時間間違えたかな、とも思い、事務所に連絡してメールを確認してもらうと、
シャフィックから、
「すべてはうまくいって、今ぼくは飛んでます」
という楽しげなメールが昨晩か早朝?かな、届いているのみ。
メインにも連絡して確認してもらったけど、3日の10:50に到着で合ってました。
エアチャイナにシャフィックの名前を確認しても、リストに載ってる人が乗り遅れた場合モンゴルに連絡がくるが、何も連絡がきていない、とのこと。
ほんまに、シャフィックどこに飛んでいってしまったんやろー・・・

あきらめて、空港から事務所に戻っているときに、シャフィックから電話があり、
「すみませ~ん、北京の空港で乗り継ぎの時間が1時間しかないのに、2時間もかかって、乗り遅れました~、北京悪いところです~」
とのこと。
今日は北京で安いホテルに泊まって、明日の同じ便でこれるとのことで一安心ですが、人騒がせな感じでした。

昨日は通訳をしてくれる人がぞくぞくと事務所に来て、打ち合わせを。
ほんとにモンゴルは9月になると動き出すんだなぁと実感。
日本の障害者のことをできるかぎり伝えました。
まだまだ全員の通訳の人と会えていないので、なんとかして、セミナーまでに一度会って、日本の状況を伝えたいなと思っています。

モンゴルでセミナーの準備をしていて、日本との文化の違いを実感することが多々あります。
日本でなにかイベントを計画するとき、ちゃんと「計画」しますよね。
これをいついつまでに提出、だの、どこどこに申請に行くといつ返事がくる、誰々にこれこれをお願いしておく、とか見通しが立つことが、モンゴルではまったくたたない。
基本的に何もかもが行き当たりばったりです。
それはメンバーだけの問題ではなくて、社会自体が、行き当たりばったりな感じなんですよね。
この日に誰々と会う約束をしていて行っても、
「今いない、明日朝来てくれ」
となる。
いついつまでに返事くれると言っていても、
「まだ書類が届いてないからわからない」
となる。
前にOKといわれたことも、次行くと
「聞いてない、知らない、わからない」
となる。
たらいまわしもあたりまえ。
忘れられることなんかしょっちゅう。
そのうち、何をどこまで申請してそれがどこまで進んでいるのか、いつ誰に会いに行くのかなんなのかもうわからなくなってきて、
「んーまぁいいか、なんとかなるか」
となってくる。そういう国なんだなぁと。
今回のセミナーも、そんな感じで、きっとなんとかなるんだと思っています。
ちなみに、昨日今日とモンゴルメンバーは散髪ラッシュです(笑)
今ズラスが戻ってきて、めっちゃ髪短くなってて、大笑いでした。